PMSに負けそうな、40代母の日々

20代からPMSに苦しんできた主婦のブログです。気づけばもうすぐ更年期!!

私のPMSの歴史 5

私のPMSの歴史 5

産後の不眠に苦しむ

第一子の授乳が産後10ヶ月ほどで終わり、生理が再開した後のPMSは、おそらく細かな不調は多々あったと思うのですが、メインはこの二つだったと思います。

・イライラや絶望感などの精神症状

・不眠

そう、初めてこの時、不眠という悩みが現れました。

 

 

 

当時赤ちゃんだった息子はもちろん夜泣きするので、夜中に何度も起きる生活。

日中も初めての育児に夢中だったため、(今思えばもっと手を抜けたら良かったのですが)昼間は家事に子供のお世話、夜は細切れの睡眠で、慢性的に寝不足でした。

そんな中、子供の寝かしつけ後、少しでも寝ておこうと思うのに、全く眠れないようになりました。

体はヘトヘトで、やった、ようやく寝られる!と思うのに、それが徐々に、今寝なきゃ、また3時間後には起こされるのに、急いで寝なきゃ・・・!!となり、頭もらんらんとしてきます。

今でもそうですが、私は睡眠が最も大事と思っている節があり、その思い込みがまた、自分を追い込みます。

寝なきゃ寝なきゃと思ううちに2〜3時間立つ、あの焦燥感。

そして子供がオギャーと泣き、ああ、起きちゃった・・・。また全然眠れなかった・・・と、がっくりしながら起きる明け方。

 

そんな中PMS期のイライラももちろん出現し、何がきっかけかは全く覚えていませんが、イライラと不眠のストレス最中の夫婦喧嘩でキレた私は、当時まだ新しかったiphoneをテーブルに投げつけ、壊してしまうという最悪の事件を起こしました。

ひどい喧嘩に絶望。病院探し。

自分としても大ショックな出来事で、怒り心頭の夫は何も助けてくれないなか、できたばかりのママ友とも連絡もつかず、窮地に陥った気持ちに。

もうダメだ、と消えてしまいたくなるのもPMS期の私の特徴。

本当に死んでしまいたくなり、可愛い息子がいるのにこれはダメだ、何とかしなきゃと、受診を決意しました。

 

1歳前の子供を連れての受診は、当時の私にはハードルが高かったので、最初はとにかく近い病院を探しました。

近所の、女性外来を謳っているクリニックへ。

そちらは行ってみると思っていたような女性外来とは少し違い、PMSについては医師もほとんど知らない様子。

ちょっと的外れな採血などされて、その結果を聞きに行ったのみで、次の病院を探しました。

次は夫が探してくれた女性外来に行ってみることに。

少し距離がありますが、週末に家族でよく遊びに行くエリアだったので、そこなら週末にお出かけがてら、私だけ少し抜けて受診すれば良いのではということになったのです。

そちらは、女性の精神科という感じのクリニックで、PMSやPMDDの方もたくさん通っているようでした。

テキパキとした40代後半くらいの女医さんで、カウンセリングしてすぐにPMDDだと診断されました。

そこでは、まずは今の辛い症状をとることが先決と、

・抗うつ剤

・突発的な怒りを感じた時に飲む安定剤

・睡眠導入剤

が処方されました。

 

これらは、当時の私にはとてもよく効きました。

特に睡眠導入剤を飲むと、これで眠れるという安心感が強く、本当にまとめて眠れる上、心配していた夜泣きなどの際にはパッと起きることもできて、私にとってはものすごくありがたいお薬でした。

また、カッとなってどうにもならなくなりような時に飲む安定剤も、それを飲んで少し寝ることで、ひどい気持ちを回避することもできましたし、夫にとっても助かったようです。

抗うつ剤は軽いものでしたが、口が乾いたり、ぼんやりしてしまうので、より軽いものに調整してもらい、これはある程度の期間飲まないと効果は出ないので、すぐにこれといった変化はありませんでした。

それでも、不眠が解消され、コントロール不能なイライラ時に飲むお守りができたことで、私の心も随分と平静を取り戻しました。