さて、私のPMSの話の続きです。
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私のPMSの歴史
30代の頃
PMSについて知る
20代後半に結婚し、体調不良も手伝って夫と喧嘩ばかりしていた私に、夫がある本を買ってきました。お前はこれではないか??と。
残念ながら現在は売られていないようで、ネットで検索しても中古品しか出てこないのですが、漫画でわかりやすくPMSの女性の情緒不安定や、その他の不調について書かれていて、私にとってはPMSについて初めて読んだ専門書でした。
この本の著者である布施梢さんは、ご本人も医師であり、本の中でも「梢先生」として登場しており、漫画の中での説明もとても納得のいくものでした。そして、女性特有の症状で悩む女性のためのレディースクリニックを開業されているとのこと。
(残念ながら、この本はその後、同じくPMSに悩んでいた友達に貸してしまい、そのままとなってしまい、現在手元にはないのです。)
前回書いた頭痛や、その他PMSと関連すると思われる情緒不安定にも本当に悩んでいた私は、思いきってこの先生のクリニックを受診することにしました。
少し遠かったのですが、子供もおらず自由の身だったので、電車を乗り継いでクリニックへ。
とても綺麗で、診察室というよりもカウンセリングルームのような雰囲気で、先生もゆっくりとお話を聞いてくれたと記憶しています。
そこでPMSもしくはPMDDと診断された私は、症状緩和の為にピルを飲むことになりました。
ところが、この副作用がとても強く出てしまい、吐き気、めまいで仕事もままならないほど。
最初は辛くても少しずつ楽になると説明を受けていたのですが、日数が経っても軽減されず、残念ながら体質に合っていないということで、中止になってしまいました。
ピルの代わりに、漢方薬などが処方されたと思うのですが、その後、このクリニックには通わなくなってしまいました。
これといった理由は覚えていないのですが、おそらく遠かったことや、ピルが合わずに落胆したこと、日常が忙しかったことなど、色々な理由で足が遠のいたのかなと思います。
でも、私も夫も、この本のおかげで、今でこそ市民権を得たPMSという言葉と初めて出会い、正しいメカニズムの知識を得ることができたことをとても感謝していますし、とても印象深い一冊なのです。